曲げ試験機とは?
曲げ試験機は、試験材料・試験方法により試験機の種類は多岐にわたります。コンクリート・石材・木材・ダイキャストのような脆性材料では抗折試験と呼ばれ、その破壊強度や変形の程度を計測します。また、軟鋼・非鉄金属・電線などの延性材料では、90度あるいは、180度まで屈曲させ、その屈曲性能を試験する屈曲試験機があります。屈曲負荷を繰り返し、破断までの回数を計測する反復屈曲試験機、芯棒に線材を巻き付けて試験片の線材の亀裂性を調べる巻付・巻解試験機も曲げ試験機の変形タイプです。
-
油圧式金属曲げ試験機
BEH シリーズ
●鉄筋コンクリート用棒鋼の曲げ試験をはじめ、JIS Z 2248(金属材料曲げ試験方法)に規定する各種金属材料の押し曲げ法による屈曲試験ができます
●押込最大容量:300kN
●押込ストローク:300mm
-
コンピュータ制御 自動パネル曲げ試験機
PBA
●パネル、ストレート材の自動加圧式曲げ試験
●設定速度で自動負荷・供試体破壊で自動停止
●最大容量:10/20/50 kN
●支持ローラ長さ:1300mm
●スパン: (上部)100~1300mm
(下部)300~2500mm
-
卓上型圧縮曲げ試験機
ACM シリーズ
●超高強度コンクリートや岩石・パイルなどの圧縮強度試験に対応
●一体構造型超高剛性フレームの採用
●最大容量:5000kN
-
ねじ式デジタル曲げ試験機
MAG-PB
●各種ボード類の曲げ強さ試験を主目的とした高性能デジタル式曲げ試験機
●載荷速度は、JIS規定及び任意設定が可能
●荷重と曲げと押し込み量はデジタル値を表示
-
中型パネル曲げ試験機
PBC シリーズ
●建築用構成材(パネル)の各種強度試験用型構造物試験
●試験種類:1.軸方向圧縮試験
2.単純曲げ試験
3.面内せん断試験
●最大容量:50/100/200 kN(3機種)
●面内せん断試験では、油圧ジャッキを使用
●規格:JIS A 1414
-
線材用スティフネス試験機
STF-2
●電子部品用金属線に曲げモーメントを与えた時の変形角度よりスティフネス(腰の強さ)を評価
●供試材:1.5φmmまたは1.5mm平角線まで
●適用規格:ASTM F-113
EMAS-1003
●曲げトルク:4~5000 gf-cm
●曲げ半径:0.5~4 cm
●寸法:120(W)×260(D)×210(H)mm
●重量:約8 kg
-
巻解試験機
マンドレルに線材を所定量だけ巻付けた後、巻戻し、線材の亀裂性を評価する自動試験機
油圧式屈曲試験機
BEH シリーズ
油圧式屈曲試験機 BEH-100
●鋼板、鋼管の曲げ試験
●作業迅速、横押し可能
●最大容量:1, 1.5MN(2機種)
●押込みストローク:650mm
油圧式屈曲試験機 BEH-300
●レール、圧鋼板の曲げ試験
●作業迅速、横押し可能
●最大容量:3MN
●押込みストローク:600mm
-
反復屈曲試験機
●金属線または金属板の下端を固定し、上部を左右に各々90゜まで交互に折り曲げ、破断までに要する屈曲回数を測定し、耐屈曲性を評価
前川の製品&サービス メニューへ